中京記念考察1
今週は、サマーマイルシリーズ第1弾の中京記念と2歳最初の重賞となる函館2歳Sの2重賞が組まれています。
過去10年で1~4番人気が勝っている函館2歳Sは、今年も上位人気馬が強そうですが、過去6年で、5~7番人気が勝っている中京記念は今年も荒れそうな雰囲気で、【WIN5】で高配当を狙うためにもこのレースの1着馬を的中させないとなりません。
今回は、まず中京記念の考察をしてみます。
12年より当該条件の中京芝1600Mで行われていますが、直線の長いコースだけあって「上がり最速馬」が好調。
1番人気は1頭しかいませんでしたが、【4-0-2-1】「勝率57%、3着以内率86%」「単勝回収率654%、複勝回収率297%」と凄まじい成績を収めています。
7頭中6頭が3着以内に好走しており、「上がり最速」を出せば、馬券圏内はほぼ確実だということです。
では、速い上がりを出せる馬をどう探すのか?
それは、近2走内で、芝の重賞またはオープン特別で、上がり2位以内を出していた馬がその可能性が高いです。
単勝30倍以上を除くと、過去6年で【3-3-5-11】「単勝回収率156%、複勝回収率187%」と2頭に1頭が3着以内に好走しています。
17年2番人気2着グランルク
17年1番人気3着ブラックムーン
16年6番人気2着ピークトラム
16年4番人気3着ケントオー
15年6番人気1着スマートオリオン
15年13番人気2着アルマディヴァン
14年7番人気1着サダムパテック
14年5番人気3着マジェスティハーツ
13年3番人気3着リルダヴァル
12年5番人気1着フラガラッハ
12年10番人気3着トライアンフマーチ
今年の登録馬の中で、近2走内に芝の重賞又はオープン特別で上がり2位以内を出している馬は、以下の4頭。
グレーターロンドン(前走京王SC上がり1位)
ロジクライ(前々走六甲S上がり2位)
ガリバルディ(前走マイラーズC上がり2位)
ダイメイフジ(前々走安土城S上がり2位)
上記の4頭は単勝30倍未満に支持されれば、「3着以内率50%」の【特筆データ】に該当します。
netkeibaの現時点の予想オッズでは以下のようになっています。
グレーターロンドン 3.9倍
ロジクライ 7.4倍
ガリバルディ 16.7倍
ダイメイフジ 21.7倍
netkeibaの予想オッズでは4頭とも30倍未満なので、確率論的には、上記の4頭のうち2頭が3着以内に好走するということになります。
しかし、1番人気濃厚のグレーターロンドンは、前走馬体重468キロなので、過去6年で馬体重480キロ未満の牡・セン馬は【0-0-1-25】という致命的な「マイナスデータ」に該当する可能性が大です。
最終週の中京芝マイルは、馬格がない馬にとっては【鬼門】だということです。グレーターロンドンは、プラスファクターとマイナスファクターが同居している感じなので、全面的な信頼は出来ないと言えます。
グレーターロンドン以外に、もう1頭、致命的な死角を抱えている馬がいます。
それは、ズバリこの馬⇒人気ブログランキングへ
当サイトのブログ紹介文(55位前後)にて公開しています。
そして、その死角とはズバリこれ⇒人気ブログランキングへ
当サイトのブログ紹介文(55位前後)にて公開しています。