毎日王冠考察
日曜日は、東京で毎日王冠が組まれていますが、このレースを考察してみます。
今回は、特別に有料会員の方と同じフルバージョンでの事前検証を公開します。
東京1800m・Aコース使用。
開幕週のAコースで行われる1800m(非基幹距離)重賞戦である為、先行力とスピードの持続力が問われるレース。
スタートは1-2コーナー間のポケット地点で、初角までの距離が150mでカーブを迎えるので、外枠の馬は先行できなければ位置取りが悪くなります。
開幕週でスピード決着となるため、道中の位置取りは重要。
レースの上がりも34秒台なので、好走するには、先行ポジションが取れて、上がりを34秒台前半でまとめる必要があります。
各馬好位置をキープする為に前半からペースUPしやすく、そのスピードをゴールまで持続させるスピードの持続力が問われます。
スピードを持続させる事ができない底力、スタミナ不足の馬はゴールまで脚が持たず、直線失速の懸念が残ります。
過去10年の3着内好走馬30頭中19頭が、前走でG1、G2戦を使っていました。
前走G1、G2戦以外の臨戦馬は、11頭中5頭が、前走エプソムCを使っていました。
エプソムCからの臨戦馬は3勝していますが、いずれもエプソムCを勝利して、当日1番人気に支持された4歳馬でした。
前走G1、G2戦以外の臨戦馬で、1着馬はエプソムC勝利馬以外はおらず、前走G1、G2戦以外の臨戦馬で当レースを勝つにはエプソムC勝利が「絶対条件」となります。
今年、エプソムCを勝利して、当レースに臨んでくる4歳馬サトノアーサーは、現在2番人気。
先行力とスピードの持続力が要求されるという側面をクローズUPすれば、当然、枠順の有利不利が発生します。
8番より外は【4-2-3-48】「単勝回収率28%、複勝回収率41%」で、勝った4頭中3頭は1番人気で、残りの1頭も3番人気。2着も昨年5番人気サトノアラジンと13年6番人気ジャスタウェイの2頭で、サトノアラジンは前走安田記念を勝っており、ジャスタウェイは次走天皇賞・秋を勝つことになり、8番より外で、連対するには「G1級の力」が必要となります。
今年、8番より外でG1を勝っているのはアエロリット1頭のみで、他にG1級と呼べる馬はいません。
次に、非基幹距離重賞勝ち鞍。これは過去10年間の3着内好走馬、30頭中19頭に該当する項目で、該当しないのは以下の11頭。
17年3着グレーターロンドン
14年1着エアソミュール
14年2着サンレイレーザー
14年3着スピルバーグ
12年1着カレンブラックヒル
12年2着ジャスタウェイ
12年3着タッチミーノット
11年2着リアルインパクト
11年3着ミッキードリーム
08年2着ウオッカ
08年3着アドマイヤフジ
上記11頭中、サンレイレーザー、スピルバーグ、ミッキードリーム、ウオッカ、アドマイヤフジの5頭には非基幹距離重賞での3着内実績があり、グレーターロンドン、カレンブラックヒルは、非基幹距離重賞の出走経験がありませんでした。
≪毎日王冠まとめ≫
【プラス要素】
1.前走、G1・G2戦
≪該当≫
キセキ
ケイアイノーテック
ステファノス
ステルヴィオ
アエロリット
スズカデヴィアス
サウンズオブアース
カツジ
2.前走、エプソムC勝利
≪該当≫
サトノアーサー
3.非基幹距離重賞勝ち鞍実績
≪該当≫
サトノアーサー
ステルヴィオ
アエロリット
【マイナスポイント】
G1馬を除く8番より外の馬
≪該当≫
アクションスター
スズカデヴィアス
サウンズオブアース
カツジ
レアリスタ
以上ですが、本命にするかはわかりませんが、この馬は重い印を打たないとならないでしょう。
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