【ヴィクトリアマイル2019】見解
今週からBコース使用。
ヴィクトリアMは、基幹距離で行われるG1戦となる事で、起伏のあるラップとなり、純粋な終い3Fの競馬となります。
基幹距離は終い3F若しくは4Fの上がり勝負となるのに対し、非基幹距離は平坦ラップがダラダラと続く持久戦となりやすい傾向があります。
非基幹距離で行われるエリザベス女王杯と基幹距離であるヴィクトリアMのラップの相違点もこの点にあります。
[後半4Fラップ比較](過去10年)◆エリザベス女王杯=12.1-11.8-11.8-12.0
◆ヴィクトリアマイル=11.8-11.4-11.4-11.9
基幹距離であるヴィクトリアMの方が後半3F~2F目に11.5秒未満の高速ラップが連続して出現していて、女王杯の方は4F目から起伏のない平坦ラップがゴールまで続いている事が分かります。
瞬発馬は基幹距離に強い傾向があり、スタミナのある持久力のある馬は非基幹距離適性に強い傾向があります。
現代競馬は基幹距離であるマイル戦、クラシックディスタンスと呼ばれる2400mが主体となっており、基幹距離で強い馬が真のチャンピオンとなります。
そういう意味で、Vマイルは統一女王決定戦の色合いが強いです。
5月のこの時期に開催されるのも、4歳実績馬と古馬実績馬、上がり馬の三様が一同に会す事が出来るからだと考えられます。
全馬定量の55kgでの競馬になる点から見ても、年齢・実績によるハンデ差はなく、統一戦に相応しいです。
年齢・実績による斤量差がないという事は、反面、年齢・実績面にアドバンテージを持つ馬が有利という事です。
それは過去データにも反映されていて、牡馬重賞戦に出走し好走している馬が圧倒的に有利となっています。
ただ、出走しているだけでは駄目で、ハイレベルな牡馬一線級に揉まれて、好走している事が条件となります。
また、年齢によるアドバンテージも顕著で、若い馬ほどフレッシュでスピード能力、瞬発力に長けている事が過去データからも証明されています。
6歳以上馬の成績が悪く、7歳以上に至っては好走は16年1着ストレイトガールのみ。
年齢による斤量差があるエリザベス女王杯は、3歳馬にアドバンテージがありますが、定量戦になるVマイルは単純に高齢馬が不振となっています。
ただでさえ消長が激しく、ピーク期間の短い牝馬において高齢である事は不利な材料でしかありません。
過去には前哨戦を圧勝した高齢馬でも、本番では全く用無しとなっています。
ガチンコの定量戦となる事、基幹距離で誤魔化しが利かないコースである事から当然、実績馬が圧倒的に優勢となっています。
具体的にVマイルの好走要件は以下となります。
【Vマイル・好走要件】※A~Cは過去1年以内の実績。
A.牡馬重賞5着内(1.0秒未満)
B.牝馬重賞勝ち
C.G1連対歴
D.マイル戦100%連対
E.1枠
F.関東騎手騎乗馬
G.6歳未満
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