WIN5の「共同購入」が出来る競馬サイト

【天皇賞・秋2018】考察

 
この記事を書いている人 - WRITER -

今週は、第158回天皇賞・秋が行われますが、このレースを考察してみます。

東京2000m・Bコース使用。

秋天のモデルは米ブリーダーズカップ。

古馬中距離ディスタンスのチャンピオン決定戦という位置付け。

スタートは1角奥のポケット地点。スタートから100m地点に2角の急カーブが待ち受けるトリッキーコース。

この時期の東京は夏の間育成された良好な芝状態により時計が出易い馬場設定となっています。

そのため前残り決着が多い事から前半からペースは激化する傾向。

2角の鋭角コーナーがネックとなり、前半からオーバーペースになりがち。

外枠不利はコース改修後も変わりなく、8枠は鬼門となっています。

改修後の03年以降、8枠で勝利したのは03年のシンボリクリスエスのみ。

歴史的名馬である事に加え、ペリエ騎手の好騎乗が光りました。同馬の1-4角の位置取りは8-7番手。過去データを見ると連対馬の1-4角の位置取りは8-8番手となっています。

秋天は、前半からオーバーペースになる前傾ラップとなる事からスピードの持続力が要求されるレースであり、基幹距離である事から同時に上がり3Fの瞬発力も要求されるレースとなっています。

オーバーペースを先行して、瞬発力を引き出す事は困難で、好走するには前半中団で脚を溜めて直線で爆発させる乗り方しかありません。

シンボリクリスエスは、外枠の不利を逆手に取り、先行争いに巻き込まれる事もなく中団追走から直線勝負のレースが出来た事が好走要因。

更に当時は、後藤騎手と吉田豊騎手の場外戦(木刀殴打事件)があった最中で、逃げ宣言していたゴーステディ・吉田豊騎手にローエングリン・後藤騎手が喧嘩腰に競り掛けて行った事でスタートから縦長の隊列になった事もシンボリクリスエスにとって好都合でした。

これにより中団の位置取りが可能となり、スムーズなレースが可能となりました。実際にシンボリクリスエスはスタートをゆっくり出しコーナーを曲がった所で着順を押し上げています。

8枠は03年以降、【1-0-3-39】。

他3着はアドマイヤムーン、イスラボニータ、ステファノスの3頭。アドマイヤムーンは、ドバイを含むG13勝の歴史的名馬である事に加え、当時は除外などもありフルゲート割れの16頭立ての競馬となった事が好走要因。

イスラボニータ、ステファノスの2頭もレース展開が恵まれての3着。

8枠で好走するには実力馬である事にプラスして偶発的な複合要因が重ならなければ好走は望めません。

仮に外枠以外でも、フロック好走は困難。

それは秋天が基幹距離下でのG1レースである事に起因します。

また、直線は新潟に次ぐ500m超のロング直線で瞬発力が要求されます。

秋天の好走条件を一言でいうと『スピードの持続力+瞬発力』となります。

マイル戦並のラップが2000mで再現される為、好走するにはHレベルレース下での実績は必須。

秋天の「好走要件」は以下の1点に集約されます。

【秋天・好走要件】

基幹距離G2戦以上で上がり2位以内or4角5番手以内連対歴。

※基幹距離G2戦以上の対象レースは以下の通り。前年までの実績が評価対象。
★3歳牡馬路線=青葉賞・NHKマイルC・ダービー・神戸新聞杯
★3歳牝馬路線=桜花賞・秋華賞
★古馬路線=大阪杯・春天・金鯱賞・札幌記念・京都大賞典・秋天・JC
★古馬マイル路線=Vマイル・安田記念・マイルCS

評価対象レースは、スピードの持続力と瞬発戦が要求されるHレベルレースである事が条件。

上記好走要件を満たす事なく3着以内に好走できたのは03年以降の15年間で、サトノクラウン・レインボーライン・ステファノス・スピルバーグ・カンパニー・スウィフトカレント・アドマイヤグルーヴ・テンザンセイザの8頭のみ。

以前は春天は評価対象外でしたが、現在の春天はスピードの持続力レースに変貌を遂げています。

今年上記「好走要件」を満たしている馬は4頭。(ワグネリアンとディアドラは回避のため除外)

◆スワーヴリチャード
◆レイデオロ
◆マカヒキ
◆キセキ

最後に、天皇賞・秋の最大の穴馬をお伝えします。

それは、ズバリこの馬人気ブログランキングへ

当サイトのブログ紹介文(48位前後)の最初で公開しています。

最後に1日1回応援クリックお願いします
↓↓↓

中央競馬ランキング

この記事を書いている人 - WRITER -

Copyright© WIN5研究会 , 2018 All Rights Reserved.