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【キーンランドC2018】考察

 
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札幌1200m・Cコース使用。(06年以降のデータを参照)

【キーンランドC・過去ラップ】
前3F:33.6秒
中5F:56.5秒
後3F:34.8秒(11.4-11.5-11.9)
時計:1分8秒4

【1-3着・4角位置&上がり平均】
1着馬:3番手・34.3秒
2着馬:4番手・34.5秒
3着馬:8番手・34.2秒

2006年からサマースプリント第5戦に組み込まれ重賞に格上げされたレース。

レース質としては後3F-前3F=+1.2秒で数値の上では消耗戦となりますが、スプリント戦なので持久戦に近い流れとなります。

先週の北九州記念やスプリンターズSは+3.0秒以上の超消耗戦となり、これらの比較でみてもキーンランドCがいかに緩い流れになるか理解できます。

持久戦に近いレース質となるのは、コース形態によるところが大きいです。

札幌競馬場は、スタートから最初の3角までの距離が約400m。

コーナリングが緩やかなスパイラルカーブの造りとなっていて、コーナーで大きな減速することなく直線に向く事ができます。

しかも平坦コースでもある事から、坂による負荷が少ない事も要因の一つです。

コース形態からラップが類似するのが函館1200m。

同コースはスタートから最初の3角までの距離が約490m。

3角から勾配差3.4mの上り坂となっていて、3~4コーナーを頂点にスパイラルカーブを下る設計。

コース形態が類似している事と、同じ洋芝でもある事から、札幌1200mと函館1200mのラップは非常に似通っていて、函館1200mで行われる函館SSの好走馬がキーンランドCの結果に直結する事が多いのは、この事が関係していると考えられます。

【函館SS・平均ラップ】
前3F:33.6秒
中5F:56.8秒
後3F:35.2秒
時計:1分8秒8

【当年の函館3着以内馬のキーンランドC成績】

06年2着・シーイズトウショウ⇒函館SS・2着(前年1着)
06年3着・ビーナスライン⇒函館SS・1着

07年2着・アグネスラズベリ⇒函館SS・1着

08年3着・キンシャサノキセキ⇒函館SS・1着

09年3着・グランプリエンゼル⇒函館SS・1着

10年1着・ワンカラット⇒函館SS・1着

11年1着・カレンチャン⇒函館SS・1着

14年1着・ローブティサージュ⇒函館SS・2着

15年3着・ティーハーフ⇒函館SS・1着

16年2着・シュウジ⇒函館SS・2着
16年3着・レッツゴードンキ⇒函館SS・3着

当年の函館SSで、3着以内馬の成績は【3-3-5-7】「複勝率61%」となっており、該当馬が複数いた場合は、少なくても1頭はキーンランドCで3着以内に好走しています。

これはラップバランスが似通っている事に起因しているためと考えられます。

消長の激しいスプリント戦なので、当年実績が望ましいです。

今年の函館SSで3着内馬は、ヒルノデイバローとナックビーナスの2頭。

サマースプリントチャンピオンになるには、ここを勝ってもアレスバローズを逆転できないため、勝ったうえで、さらに最終戦となるセントウルSでポイントを獲得するしか手はなく、中1週のレース間隔を考慮すると2頭ともセントウルSは回避すると思われ、実質的にはヒルノデイバローとナックビーナスがポイントで、アレスバローズを上回ることは不可能です。

よって、キーンランドCはサマースプリントとは切り離して考える必要があります。

キーンランドCにおいて、洋芝適性は重要要素となります。

以前の洋芝は密度の濃い根を張るのでクッション性に優れている反面、クッションが利き過ぎる事からパワーとスタミナだけが必要とされる欧州競馬のような時計しか出ませんでした。

しかし近年の馬場改良(芝密度を上げて時計を高速化する技術)により2006年頃からこれらのコースでも高速時計が出現するようになっています。

ただ、いくら馬場改良が進んで高速馬場化しているとはいっても、クッション性が高い馬場である事に変わりはなく、洋芝適性は重要な要素の一つです。

ちなみに野芝100%で行われる新潟競馬場は、平気で上がり32秒台でも出現する超高速馬場。理由は野芝である事よりも路盤が硬い事に起因しています。(洋芝は硬い路盤には根付かない為、路盤を柔らかくする必要があり)

キーンランドCも洋芝適性、力の要る道悪適性は重要な好走要件。(前年迄実績)

1.洋芝重賞3着内

2.洋芝オープン連対歴

3.洋芝準オープン勝利歴

4.道悪重賞3着内

キーンランドC3着内36頭中33頭が上記4点の好走要件をクリアしていました。

例外は17年3着馬ナックビーナス、15年2着馬トーホウアマポーラ、10年の2着馬ジェイケイセラヴィ3頭のみです。

また、クリア33頭中31頭までが前年までの実績となっています。

これらの要件を満たしている出走馬は以下の7頭。(前年までの実績)

◆クリーンファンキー
◆ヒルノデイバロー
◆レッツゴードンキ
◆ダノンスマッシュ
◆デアレガーロ
◆キングハート
◆ナックビーナス

当レースは、牝馬の好走確率が高く、特に1~3番人気の支持を受けた牝馬は06年以降、
【4-4-3-2】「複勝率85%、複勝回収率147%」となっており、着外は15年5着レッドオーヴァル、11年14着アンシェルブルーの2頭のみです。

この【特筆データ】に該当しそうな馬が2頭。

◆レッツゴードンキ
◆ナックビーナス

2頭とも当レースで好走歴があり、確率的には少なくても1頭は3着以内に好走することになります。

以上ですが、好走要件をクリアしておらず、危険な人気馬となりそうな馬がいます。

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