WIN5の「共同購入」が出来る競馬サイト

オークスの考察

 
この記事を書いている人 - WRITER -

牝馬クラシック第二弾。

未知の距離2400mに加え、前後半3F差異▲0.5秒の持久戦となる事で、3歳牝馬にとっ
ては過酷なレースとなります。

好走馬の4角平均位置をみても、1・3着馬は4角9番手で、2着馬も6番手。

先行馬には厳しい流れのレースであり、前に行った馬が潰れるのがパターン。

過去10年の脚質別データでも下記の通りとなっています。

逃げ・先行【1-1-2-42】
差し・追込【10-7-9-106】

3着内でみても差し追込脚質の方が10%以上高いです。

つまり、速い上がりを使える差し追込脚質が有利なレースであり、長距離の持久戦に
巻き込まれず、自分のペースでしっかりした末脚を使える馬が好走できるレースとい
えます。

オークスの【好走要件】については、オークスの展望で述べた通りです。

軸を決める事が馬券的中への第一歩となるので、軸馬選びが重要になカギを握ってい
るレースですが、軸馬選びの一つの指標としては、阪神コースが改修された2007年以
降、上がり3F3位以内の末脚を繰り出して桜花賞を連対した馬の軸率が高い傾向にあ
ります。

◆桜花賞・上がり3F・3位以内連対馬のオークス成績

【3-1-3-3】
複勝率:73%
複勝回収率:139%

今年は、この【特筆データ】に該当しているのが、アーモンドアイです。

【鬼門データ】としては、以下の2点。

1点目は、キャリア。

キャリアの浅い馬は、激戦となるクラシックG1において、経験不足を露呈する危険度
が高く、キャリア3戦以下の馬は07年以降、【0-1-1-12】という成績です。

今年、キャリア3戦以内の【鬼門データ】に該当する馬は、以下の2頭。

◆オールフォーラヴ
◆ロサグラウカ

キャリア2戦でオークスを制した馬は、日本競馬史上存在しません。

フサイチコンコルドのキャリア2戦でダービー制覇の例はありますが、オークスでは
過去例はありません。

2点目は、牝馬戦術の定番でもある、鬼門の中2週以内。

07年以降、中2週以下は【0-0-1-40】で、基本は消しで構わないです。

該当馬は以下の5頭。

◆トーホウアルテミス
◆シスターフラッグ
◆サヤカチャン
◆ランドネ
◆ウインラナキラ

以上ですが、血統面に不安はありますが、やはりこの馬は重い印を打たないとならないでしょう。(下の人気ブログランキングをクリックすると馬名を見ることができます→80位前後)

この記事を書いている人 - WRITER -

Copyright© WIN5研究会 , 2018 All Rights Reserved.