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【エリザベス女王杯2018】考察

 
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多忙のため、ブログの更新が遅れましたが、エリザベス女王杯を考察してみます。

本題に入る前に先週の結果をお伝えします。

【重賞】

京王杯2歳S:ワイド不的中(20点)

ファンタジーS:ワイド不的中(20点)

アルゼンチン共和国杯:3連複不的中(20点)

JBCスプリント:馬連不的中(20点)

JBCクラシック:馬連760円×8=6080円的中!(20点)

JBCレディスC:馬連不的中(20点)

【WIN5】

「4人気→5人気→3人気→3人気→6人気」の決着で、的中票は77票で払い戻しは5,895,210円、配信結果は「不的中→的中→的中→的中→不的中」で3レース的中でした。

以上が先週の結果です。

では本題に入ります。

京都・外回2200m・Bコース使用。

京都外回り2200mを使用して行われる中距離最強牝馬決定戦。

牝馬短距離王決定戦は春に開催されるヴィクトリアマイル。

牝馬限定G1レースは二鞍のみなので、かつては多くの一流牝馬が出走しました。

近年では、一流牡馬と五分の競馬ができる牝馬は、牡馬混合G1に出走する傾向が見られ、一流半落ちのオープン牝馬が出走する事でレベルは低下傾向。

その傾向はステップレースを検証すると明らかとなります。

名目上は、中距離カテゴリーにおける最強牝馬決定戦ということになっていますが、実際は過去10年は秋華賞組が最多の3勝を挙げています。

前哨戦であるはずの府中牝馬S組は2勝。

エリザベス女王杯というレースは、3歳牝馬VS古馬牝馬の戦いですが、古馬牝馬の真の一流どころは牡馬混合G1へ向かうので、3歳牝馬>一流半落ち牝馬というレース構図となっている事が過去の結果から見て取れます。

また、ラップ面からも3歳牝馬の主要路線となる秋華賞組が有利。

5F60秒を切るラップを刻む持久戦で、このラップバランスは秋華賞の焼き直しといっても過言ではない程、酷似しています。

前半から速い流れを刻むのは、女王杯が非基幹距離レースであるためです。

基幹距離は後半3Fの瞬発戦、非基幹距離は一定ラップがゴールまで続く平坦ラップの傾向を持っていますが、同レースも非基幹距離特有の一定持続ラップを刻む傾向があります。

また、京都のフラットコースであるが故、先行馬が残る傾向が強く、平坦ラップを助長しているともいえます。

したがって、エリザベス女王杯の本質を【好走要件】に当て嵌めて考察すると以下のようになります。

【エリザベス女王杯・好走要件】
A.牡馬G2戦以上5着内歴(当年)
(単勝万馬券除)

≪該当≫
◆モズカッチャン
◆レッドジェノヴァ

B.秋華賞3着内or上がり1位(※但し0.3秒差以内)
(当年実績)

≪該当≫
なし

今年は低レベルの年で好走要件該当馬が極めて少ないです。

好走要件Aは、古馬牝馬の能力検定ファクターであり、レベルの高い牡馬混合G2戦以上で掲示板に乗れる能力を持った馬なら女王杯で勝ち負けできます。

好走要件Bは、3歳牝馬の能力検定要素となります。秋華賞で3着内好走できた馬=類似ラップとなる女王杯での好走を約束されているとも言い換える事ができます。

他に注意すべきは外回りとなるので秋華賞上がり1位の馬。末脚が京都の外回りで爆発した例は数多いです。

但し、秋華賞組は勝ち馬から0.3秒差以内が好走条件で、カンタービレは0.4秒差なので、【好走要件】を満たしていません。

府中牝馬Sは非基幹距離でありますが、本番まで中3週しかない事や、本来の一流牝馬が出走しない事などからレースレベルが劣ります。

以上ですが、【好走要件】は満たしていませんが、今年のメンバーならば重い印を打たないとならない馬を1頭お伝えします。

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