クイーンS考察3
小倉開催が決まって、何よりです。
これで、【WIN5】が購入できます。
遅くなりましたが、クイーンSの最終考察をお伝え致します。
洋芝の札幌Aコースを使用して行われる牝馬限定重賞。
3歳馬と古馬が初対決するレースとなるので、このレース結果で世代間比較が明確になります。
コーナー4つの小回り平坦コースを使用しての競馬となり、1角~2角までは直線が短く急カーブがある影響で速いラップを刻む傾向。
他は平坦小回りコース独特の平均した流れとなり、ハロンラップ12秒を淡々と刻む抑揚のない単調な流れがゴールまで続くレースとなります。
その為、切れ味は全く要求されません。
上がり3Fを見ても11秒台後半~12秒台前半までで収まる平坦持久戦となります。
牝馬限定戦は、比較的切れ味勝負になるスローのヨードン競馬が多いですが、クイーンSに限っては全く異質の流れとなります。
スタートからゴールまで淀みない流れになる事から、道中は息の入らない持久力勝負となり、底力が要求されます。
そこで重要になって来る要素が、牡馬対戦実績。
牡馬実績のある馬は、厳しいペースを経験する事で、牝馬限定戦に戻った時にストレスからの解放で自分が持っている能力を全て解放するケースが多いです。
その事が牝馬限定戦における牡馬対戦経験の重要性であり、特に底力が問われる消耗度の激しいレース程、そのレバレッジが利いて来る傾向が強いです。
クイーンSも例外でなく、過去10年の3着以内の好走馬30頭を検証すると、以下の実績を持っている馬が多い事に気付かされます。
【好走要件A・牡馬対戦歴】
・1000万=勝利歴
・1600万=連対歴
・オープン=3着内歴
・重賞=5着内歴
・G1=出走経験
≪該当≫
ソウルスターリング
トーセンビクトリー
ツヅミモン
フロンテアクイーン
ディアドラ
ハッピーユニバンス
エテルナミノル
過去10年の3着内30頭中18頭(60%)が上記要件を満たしていました。
次に重要な要素としては、洋芝適性の高さで、具体的には以下の【好走要件】を満たしている事が重要です。
【好走要件B・洋芝適性】
・洋芝3着内100%
・洋芝勝利歴
≪該当≫
ソウルスターリング
トーセンビクトリー
ティーエスクライ
ディアドラ
ハッピーユニバンス
過去10年の3着内30頭中16頭(53%)が上記【好走要件】を満たしていました。
【好走要件A】に該当しなかった12頭中7頭は【好走要件B】に該当していました。
洋芝出走歴があるのに、勝利歴のない馬は適性が疑わしいです。
過去10年の3着内30頭中、【好走要件】AとBに該当しなかったのは以下の5頭ですが、この5頭は洋芝出走歴がありませんでした。
08年2着レジネッタ
09年2着ザレマ
11年2着コスモネモシン
12年3着ミッドサマーフェア
15年3着イリュミナンス
クイーンSの予想の入り口としては、【牡馬対戦歴】【洋芝適性】の2点をベースに予想構築したいですが、札幌芝1800Mで、【7-3-0-0】と「連対率100%」に該当する該当馬とデータ内容をお伝えします。
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