【セントウルS2019】見解
サマーシリーズ指定後は、中京開催の06年を除く過去12年間で上位人気馬の成績は以下の通りです。
1人気【3-5-2-2】
2人気【2-3-1-6】
3人気【1-0-1-10】
1番人気は連対率68%、3着以内率83%、2番人気は連対率42%、3着位以内率50%。
3番人気は3着以内率17%しかなく上位人気の中では1~2番人気を軸指定する方がベター。
連対でみると9/12回は単勝6番人気内での決着。
荒れた3回は単勝10~11番人気が連に絡み波乱となっています。
荒れた3回の波乱の立役者は『牝馬と3歳馬』。
単勝6番人気以下で3着内激走した11頭中6頭が牝馬。
残りの5頭中2頭が3歳馬。
セントウルSは残暑残る夏競馬に分類される短距離レースなので、牝馬・3歳馬・セン馬の活躍が目立ちますが、今年はセン馬の出走はありません。
過去12年間で、セントウルSにおける牝馬・3歳馬の成績は以下の通り。
牝馬(単勝万馬券・7歳以上除く)
【6-4-5-33】
・勝率13%
・連対率21%
・3着以内率31%
・単勝回収率166%
・複勝回収率121%
3歳馬(単勝50倍以上除く)
【3-2-1-7】
・勝率23%
・連対率39%
・3着以内率46%
・単勝回収率570%
・複勝回収率236%
セントウルSは、サマーシリーズの最終戦であると同時に、スプリント実績馬の始動レースでもあるスプリンターズSの前哨戦という位置づけにありますが、格より調子を重視すべきです。
セントウルSに求められる【好走要件】としては、『底力』+『スプリント戦における先行力』という要素が仮説立てできます。
【セントウルS・好走要件】
※集計は2007年以降サマーシリーズのみ(2006年は中京開催のため除外)
A.高松宮記念・4角5番手内・3着内(当年)
<該当馬>
ミスターメロディ
B.アイビスSD・3着内(当年)
<該当馬>
なし
当年の高松宮記念を追い込んで(4角6番手以下)3着内した馬の成績は【1-1-0-4】となっており、1着はファインニードル、2着はロードカナロアで、他の4頭はすべて着外に敗れており、ファインニードルとロードカナロアは1番人気でした。
当年としたのは、スピードの鮮度チェックが必須のレースであるレース質を持っているためです。
ミスターメロディは、高松宮記念の勝ち馬で、4角5番手からの勝利で、【好走要件】を満たしています。
アイビスSD組は、穴馬の激走が多いパターン。
先行力必須の新潟千直を先行して3着内している実績を持つ馬は有利になりますが、今年は該当はいません。
マイナスデータとしては、6歳以上は過去12年で【0-3-6-69】「複勝回収率56%」で、勝ち星がなく不振。
<該当>
キングハート
ダイメイプリンセス
モーニン
タマモブリリアン
牝馬・3歳馬・実績馬の好走例が多い傾向にありますが、セン馬を除く4歳以上の牡馬が好走するには以下の条件を満たす必要があります。
1.前走高松宮記念を除く3カ月以上の休み明けでないこと
2.好走要件を満たしていること
条件1と2に該当しない馬での好走例は1番人気5頭を除くと17年3着ダンスティレクター1頭のみとなっています。
今年の出走馬で、4歳以上の牡馬は以下。
◆マテラスカイ
◆キングハート
◆タワーオブロンドン
◆カイザーメランジュ
◆モーニン
◆ミスターメロディ
タワーオブロンドンは1番人気濃厚ですが、それ以外の馬はミスターメロディを除くと【好走要件】を満たしていないので、来ても3着止まりで、基本的には買えません。
以上のことからこの馬には重い印を打たないとならないでしょう⇒人気ブログランキングへ
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