【WIN5】攻略法の1つである「3着内勝率」とは?
先週の【WIN5】は、1億を超える配当で、的中票はわずかに4票でした。
『16×16×16×15×18』=「110万5千920通り」と今年最多の組み合わせ数で、1000万以上の配当の可能性はかなり高いことは、レース前からわかっていましたが、さすがに1億を超える配当では、的中は厳しかったです。
但し、全く手も足も出なかったわけではありません。
【WIN3】までは突破しました。
しかし、【WIN4】の鞍馬Sは、12人気のティーハーフ(写真判定の2着も11人気のライトフェアリーだったのでどちらにしても【WIN4】は突破できませんでしたが…)に勝たれてしまい、不的中となってしまいました。
ティーハーフについては、【ゴールデンウィーク特別企画】臨時会員募集【前編】でお伝えした「消去シート」の「近2走ともに10着以下」に該当していたので、消去してしまいましたが、これはやむを得ませんでした。
ティーハーフみたいに、「消去シート」に該当していた馬に勝たれてしまったら、これはもうどうにもなりません。競馬は時として、誰が見ても勝てないだろうという馬が勝つことがあるのは、否定できない事実ですが、それはあまり起こることではありません。
「消去シート」に該当していた馬はほとんど1着は獲れないで、それをくぐり抜けてしまったら、それは諦めるしかありません。
今回は、【WIN5】攻略法の1つである「3着内勝率」についてお話しましょう。
3着内勝率とは何か?
競馬には、「勝ちキャラ」と「負けキャラ」があるのはご存知でしょうか?
「勝ちキャラ」は勝ち切ることが多い馬、「負けキャラ」は2,3着に負けることが多い馬です。
1着馬を的中させる【WIN5】において、「勝ちキャラ」の馬を買うことは非常に重要です。
では、実際に今週の【WIN5】の5レース目になるヴィクトリアマイルについて見てみましょう。
以下は、現時点でのnetkeibaにおける予想人気とそれまでの成績です。
1人気リスグラシュー12戦3勝 [3-4-3-2]
2人気アエロリット9戦3勝 [3-4-0-2]
3人気ミスパンテール9戦5勝 [5-1-0-3]
4人気アドマイヤリード18戦5勝 [5-3-1-9]
5人気レッツゴードンキ26戦3勝 [3-7-5-11]
6人気ソウルスターリング10戦5勝 [5-0-1-4]
いくら不確定要素の高い競馬と言っても、勝つのは上記の6頭に絞れます。
それ以外の馬では、きても2,3着止まりで、勝つのは厳しいです。
では、1人気リスグラシューは勝てるのか?を検証してみましょう。
結論から言うと、2,3着の可能性は高いと見てますが、高確率でリスグラシューは負けると思います。
なぜか?
リスグラシューの成績を見てみると12戦3勝 [3-4-3-2]という成績ですが、3着以内の成績を見ると1着3回、2着4回、3着3回となっています。3着以内に入った回数は合計で、10回ですが、1着は3回しかありません。
1着の回数を3着以内に入った回数で、割った数字を「3着内勝率」と名付けています。
3÷10=0.3で、リスグラシューの「3着内勝率」は30%です。
その他の馬の「3着内勝率」を見てみると以下の通りです。
アエロリット→42.9%
ミスパンテール→83.3%
アドマイヤリード→55.5%
レッツゴードンキ→20%
ソウルスターリング→83.3%
レッツゴードンキを除けば、その他の4頭はいづれもリスグラシューの「3着内勝率」30%を大きく上回っています。
特に、ミスパンテールとソウルスターリングの83.3%は高い数字で、この2頭は典型的な「勝ちキャラ」ということが言えます。
レッツゴードンキは、昨年、一昨年と大敗しているので、今年も軽視が正解ですが、もし、私が、上記の6頭中4頭を選ぶとしたら、アエロリット、ミスパンテール、アドマイヤリード、ソウルスターリングを選びます。
「負けキャラ」であるリスグラシューは2,3着はあっても勝てない可能性が高いからです。
「負けキャラ」の人気薄が、「勝ちキャラ」の人気馬を負かすことはほとんどありませんが、「勝ちキャラ」の人気薄が「負けキャラ」の人気馬を負かすことはよくあります。
だから、そのレースが荒れるかどうかというのは、上位人気馬、特に1人気が「勝ちキャラ」なのか「負けキャラ」なのかということで、だいたいの判断はつくわけです。
「単勝馬券」を買う時には、「勝ちキャラ」を買わないとならないのは言うまでもありません。
今週は、2重賞が組まれていますが、ヴィクトリアマイルの最大の穴馬はこの馬です。(下の人気ブログランキングをクリックすると馬名を見ることができます→75位前後)