WIN5の「共同購入」が出来る競馬サイト

共同通信杯事前検証

2020/02/14
 
この記事を書いている人 - WRITER -

関西圏で行われるクラシック前哨戦、きさらぎ賞は関西馬の為の登竜門レースとなっているのに対し、共同通信杯は関東馬の為の登竜門レースとなっているが、今年は賞金加算目的での関西馬マイラプソディが東上。

きさらぎ賞は、未勝利勝ちの格下馬でも好走例が多いが、共同通信杯は格上のOP級しか好走できないレースとなっており、関東馬は上位クラスと下位クラスの序列関係が、もう既にこの段階で出来上がっている。

関東馬の為に用意された共同通信杯は、『格』が重要視されるレースと結論付られる。

極論するとOP馬でなければ通用しないレースであり、具体的には、以下の『格』が必要で、いずれも芝1600m以上の距離での実績が問われる。

<芝1600m以上>
◆500万勝利
◆OP特別3着内
◆重賞5着以内

例外は、過去11年間3着内33頭中5頭のみで、一昨年の2,3着馬は例外として、残りの3頭の1頭目は16年の勝ち馬ディーマジェスティで、当レースを勝った後に、G1皐月賞を勝ち、その後もダービー3着、菊花賞4着とクラシックで、好走。

2頭目は15年の勝ち馬リアルスティールで、皐月賞2着、ダービー4着、菊花賞2着とクラシック3冠でも好走したが、その後G1ドバイターフを勝ち、16年の天皇賞秋でも2着に好走。

3頭目は12年3着スピルバーグで、500万2着の実績しかなかったが、その時の勝ち馬はゴールドシップ、2着ダービー馬ディープブリランテで、スピルバーグ自身も後にG1天皇賞秋を勝ってる。

つまり、『格』がない馬はG1級以外は通用しないとみていい。

次に重要な要件として、上がり実績。

3着内馬の上がり平均を見ても、34秒台前半の脚が要求される事から、上がり時計実績は必須。

【好走要件・上がり実績】
<芝1600m以上>
◆500万⇒上がり2位以内
◆OP特別⇒上がり3位以内
◆重賞⇒上がり5位以内

以上の実績は必須で、勝ち馬の例外は2頭のみで、1頭目は新馬戦を上がり最速で3馬身半差圧勝した15年1着リアルスティールで、2頭目は10年1着ハンソデバンドで、前走OP特別のジュニアカップを4角3番手から上がり6位で勝利。

次に重要な要件として距離実績。

共同通信杯は、非基幹距離で行われる重賞戦である事から、1800m重賞連対歴のある関西馬にとって圧倒的に有利となっており、1800m重賞連対歴馬(札幌2歳S・東京スポーツ杯2歳S)をピックアップすると【3-3-0-1】となり、連対率は88%で、着外1頭は16年のスマートオーディンだけで、スマートオーディンは、プラス12キロと明らかな太目残りで6着に敗れたが、次走の毎日杯ではマイナス10キロと馬体重を絞って快勝。

最後に【好走要件】と該当馬をまとめておく。

【共同通信杯・好走要件】
好走要件A
≪戦績&上がり実績≫
<芝1600m以上>
◆500万勝利・上がり2位内
◆OP特別3着内・上がり3位内
◆重賞5着内・上がり5位内
《該当》
マイラプソディ
ココロノトウダイ

好走要件B
≪非基幹距離実績≫
◆1800m重賞連対歴
◆1800m外回・OP連対歴
《該当》
マイラプソディ

以上だが、マイラプソディにも死角がないとは言えない。

当レースで最も信用できない人気馬とは、芝2000M重賞からの臨戦馬。

短縮で流れに対応できずに人気を裏切るケースが目立っている。

レース質が全く異なることが影響。(2歳~共同通信杯までの2000M重賞は小回りのみ)

前走芝2000Mの重賞を使っていた馬は、過去12年で(1-1-5-25)

ほぼ半数が「5番人気以内」に支持されたが、
(1番人気も5頭)

連対したのは僅かに2頭、ゴールドシップとダノンシャンティ。

中距離重賞からの臨戦なので人気になりやすいカテゴリーだが、ほとんどの馬が連対圏外に消えている。

以上、共同通信杯で重い印を打つ予定の馬はこれ人気ブログランキングへ

当サイトのブログ紹介文(66位前後)の最後で公開!

お試し会員の詳細はこちらお試し会員募集!

この記事を書いている人 - WRITER -

Copyright© WIN5研究会 , 2020 All Rights Reserved.