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【日経新春杯2019】考察

 
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京都外回りで行われる割に、時計の掛かるレースとなっています。

理由の一つに真冬の芝枯れした馬場での開催という事と、天皇賞・春の前哨戦となっている事で、スタミナ自慢が集結するレースである事が挙げられます。

馬場に関しては、根付のよい夏場~秋口に掛けてが最も時計の出る馬場である事は周知の通りです。

問題はスタミナ自慢馬によるレースという事で、前半から速い流れになり易く、上がりも掛かる流れとなる事で時計は全般的に遅くなっており、同コースで行われる京都大賞典との比較では、1.5秒以上勝ち時計は遅くなっています。

裏を返すと、スタミナ馬=スピード能力に劣る馬と考えてよく、速い上がりで纏める能力が低いともいえます。

極論すると、低レベルの空き巣のG2戦ということです。

過去10年のデータを精査してみると「好走要件」は以下の通りです。

【好走要件A】
◆芝2200m以上実績
・1000万下=勝利歴
・1600万下=連対歴
・OP=3着内歴
・重賞=5着内歴

≪該当≫
グローリーヴェイズ
アフリカンゴールド
ジュベルミエール
サラス
ガンコ
ウインテンダネス
ルックトゥワイス
ノーブルマーズ
メイショウテッコン
ロードヴァンドール
ムイトオブリガード

次に重要な「好走要件」として京都実績。

30頭中25頭が京都芝コース3着内率50%以上の実績を持っていました。

【好走要件B】
京都芝コース3着内率50%以上

≪該当≫
シュペルミエール
ノーブルマーズ
アイトーン
ロードヴァンドール
ムイトオブリガード

例外は以下の5頭です。

・09年1着テイエムプリキュア
・10年3着レッドアゲート
・13年2着ムスカテール
・17年2着シャケトラ
・18年3着ガンコ

ガンコとシャケトラ以外の3頭は、重賞連対歴のある馬。ガンコはデビューから4戦は芝を走りましたが、芝未勝利のままダートへ路線変更して、ダートで20戦後に芝に戻して、いきなりの芝での初勝利を挙げた異色の経歴の持ち主で、京都は1400Mで5着があるだけ。シャケトラは京都コースを走ったことがなく、それまでの勝ち鞍3勝の内2勝が芝2200m以上で上げたもので、残りが芝2000m戦でのもの。長距離実績に秀でていた馬だった事が窺えまず。

外回り、3~4角に掛けての下り坂加速、直線平坦という特殊コースでのレースとなる為、コース適性の巧拙が結果に反映されやすいです。

次に「鬼門データ」ですが、7歳以上の高齢馬は【0-0-0-48】となっており、全滅しています。

《該当》
マサハヤドリーム
ケントオー
ダッシングブレイズ

2400mの長距離戦でスタミナ値が問われるレースとなる事から、当然、若馬に有利で、更にこのレースは春天の前哨戦となる事で、出涸らしの高齢馬が好走したところで、春天で人気を集める事が難しい事も背景としてあるようにも思えます。前哨戦を好走した馬=本番での穴人気馬という事になりますが、JRAとしては、前哨戦を好走する馬は、最も馬券売上が見込めるG1で馬券売上貢献してくれる馬である事が理想であり、底割れした高齢馬に好走されても意味がありません。人気薄の高齢馬が好走できるレースではないということです。

以上ですが、最後に、日経新春杯で重い印を打つ馬をお伝え致します。

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