WIN5の「共同購入」が出来る競馬サイト

【弥生賞2019】考察

2019/03/03
 
この記事を書いている人 - WRITER -

最近は、いろいろなことがあって、なかなかブログが更新できていませんが、弥生賞の考察をお伝えします。

過去10年のデータ検証をしてみます。

皐月賞と同一コースで開催されるトライアルレース。

3着までに優先出走権が与えられます。

スタート地点から最初の1コーナーまでの距離は約405m(Aコース時)。1~2コーナーの中間までは上り坂で向正面直線はフラットコース。3~4コーナーはスパイラルカーブで、緩い下り坂になっています。

このコース特性がラップに大きな影響を及ぼします。

テンの3Fが36秒台と遅くなるのは、スタートから1角までの上り坂の影響。

ラップUPするのは向正面の3~4角の下り坂&スパイラルカーブ入口地点。

極端な言い方をすると、後半5Fの瞬発力勝負となるのが弥生賞というレースです。

一方、同コースで開催される皐月賞は出走頭数がフルゲートとなることから、前半の流れが1秒近く速くなり持久戦のレース質を形成します。

弥生賞の結果と皐月賞の結果が直結しないのは、ラップバランスの違いに因るところが大きいです。

過去10年間で弥生賞勝ち馬が皐月賞も制した例は2例のみ。

18年1着ダノンプレミアム

10年1着ヴィクトワールピサ

過去20年遡ってもディープインパクトとアグネスタキオンの2例があるのみです。

皐月賞トライアルとは名ばかりの本番に直結しないレースとなっていますが、決してレース・メンバーレベルは低くなく、勝ち馬計5頭がその後、G1戴冠しています。

弥生賞は、瞬発力戦となるが同時に底力も要求されるレースであるといえます。

その理由は、前後半5Fのラップ差異に表れています。

後半5F-前5F=▲1.4秒となり、後半5F地点から急坂のゴール手前1F地点まで加速し続けるラップを刻みます。

瞬発力に加え、高い心肺機能が要求されるレースとなる事から『底力』は必須要素となります。

決して先行して雪崩れ込むだけでの好走は望めません。

好走馬の脚質をみても連対するには4角5番手以内が必須。

自身の上がりも34秒台の切れが求められる事から、高い心肺機能に裏打ちされた先行力か、瞬発力を持っていなければ好走は困難となります。

好走要件は以下の3点。

好走要件A・Bは、底力・先行力・瞬発力を計る要素として最適な要件となっています。

好走要件Cは、トリッキーコースだからこその要件となるコース適性を計る要件です。

【弥生賞・好走要件】
A.重賞4角5番手内or上がり3位内連対歴
(単勝万馬券除く)
≪該当≫
ラストドラフト
ニシノデイジー
ブレイキングドーン

※ナイママは単勝万馬券濃厚なので、除いています。

B.OP特別4角5番手内or上がり2位内勝利歴
(単勝万馬券除く)
≪該当≫
なし

C.中山芝3着内率100%
(単勝50倍以上除く)
≪該当≫
ラストドラフト
ニシノデイジー
サトノラディウス

例外は以下の5頭。

・ミッキーぺトラ・09年2着
・プレイ・11年2着
・コスモオオゾラ・12年1着
・ミヤジタイガ・13年2着
・マイスタイル・17年2着

上記5頭には、ある共通点があります。

穴はこのパターンから出現する事になり、また予定調和を破壊するのもこの穴要件に合致した場合に限定されます。

それは全て10番枠内の先行馬である点(マイスタイルを除く4頭は5番枠以内)。

それもただの先行馬ではなく、近3走中2走以上のレースに渡り4角5番手以内につける抜群の先行力を発揮していた強力先行馬でした。

ここに弥生賞の穴ポイントが潜んでいます。

開幕2週目の中山Aコース開催で馬場が良い事もありますが、前半スローで後半5Fの瞬発戦となる事でコースロスを最小限に抑えられる内枠の先行馬が圧倒的に有利になります。
(Aコースは暮れの中山開催を最後に仮柵で防護されていて芝は良好な状態)

中山は内枠の差し馬は前が詰まって追えなくなる事がある反面、先行力を持った馬はスムーズなレースが出来る事と展開にも助けられ能力以上の激走を見せる事があります。

今年の出走馬で、近3走中2走以上のレースに渡り4角5番手以内につける抜群の先行力を発揮していた馬は以下の3頭です。

・ラストドラフト
・カントル
・サトノラディウス
・ブレイキングドーン

以上ですが、最後に、弥生賞で重い印を打つ馬をお伝えします。

それは、ズバリこの馬人気ブログランキングへ

当サイトのブログ紹介文(113位前後)の最後で公開しています。

最後に1日1回応援クリックお願いします
↓↓↓

中央競馬ランキング

この記事を書いている人 - WRITER -

Copyright© WIN5研究会 , 2019 All Rights Reserved.