【阪神C2018】考察

多忙のため、ブログの更新が遅れましたが、設立された06年以降の阪神Cの考察をしてみます。

阪神最終週の1400m戦で開催される消耗戦レース。

設立された06年以降の過去ラップは以下の通り。

前3F：34.1秒
中5F：56.9秒
後3F：35.2秒
時計：1分20秒7

後3F-前3F＝+1.1秒（消耗戦）

1着：8番手・34.6秒
2着：7番手・34.8秒
3着：10番手・34.6秒

好走するためには、1400mがギリギリの馬では最後スタミナ切れを起こしてしまうので、当該距離以上の距離実績か、高い次元でのスピード・スタミナ・パワーが要求されるG1実績が必要となります。

一方で非基幹距離のレースでもあるので、1400mのスペシャリストにも注意が払う必要があります。

ステップとしてはマイルCS組が最も好走率が高く、消耗戦レースらしく前走からの距離短縮組が好走例が多い傾向。

人気別では1～3番人気の連対率は25％で上位人気に安定感はありません。

馬券としては、好走要件を満たした馬のBOX買いで高配当を狙いに行くレース。

馬連系の紐としては単勝35倍未満まで。

3着には単勝50倍以上、時には100倍越えの人気薄が突っ込んで3連単は高配当が出ていますが馬連系では上記オッズまでが好走分岐ライン。

【阪神C・好走要件】
※単勝35倍以上・外国馬除く・降着は実入線順位を集計
A.当年、1600m以上・重賞連対歴
≪該当≫
・サトノアレス
・ケイアイノーテック
・ワントゥワン
・ジュールポレール

B.当年、G1・3着内歴
≪該当≫
・ケイアイノーテック
・ジュールポレール

C.1400m・掲示板率100％
≪該当≫
・ミスターメロディ
・ダイアナヘイロー
・ムーンクエイク
・サトノアレス
・ワントゥワン

【阪神C・特筆データ】
A.前走マイルCS1.0秒未満敗退馬(単勝35倍以上除く)
【5-4-6-23】
複勝率：40％
複勝回収率：131％
≪該当≫
・ケイアイノーテック
・ジュールポレール

一般的に競争馬のピークは4～5歳まで。

6歳以上の高齢馬が活躍するには、晩成型かスピード能力の衰えがないことが条件。

当年、重賞もしくはG1実績のない峠越えの馬の好走は厳しく、レッドファルクスの取捨は慎重に行わないとなりません。

以上ですが、この馬には重い印を打たないとならないでしょう。

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