【府中牝馬S2019】見解
府中牝馬Sに要求されるのは、結論から先に書くと『東京適性』と『1800m戦適性』それに『牡馬混合戦実績』の3点。
その理由としては、
東京や1800mを得意とする牝馬は、ここに照準を合わせて来る事は必然。G1で足りない(賞金・能力含め)と陣営がジャッジした馬や、東京が得意な馬はメイチでの出走となるため勝負気配は高いです。不確定要素の大きい京都2200mのエリザベス女王杯より確実な賞金加算が可能なこちらを選択するのは自然な流れともいえます。
それに牝馬が2200mのG1を勝ったところで繁殖価値が上がる訳ではないので、2000m以下の高額賞金レースを勝つ方が有益であることも影響しています。
東京コース&1800m適性が問われる事でリピーターを数多く生んでいる歴史があります。
適性外からの好走は牡馬重賞実績が必要。
ハードなレースで揉まれた『経験』が活きるのは牝馬限定戦の定番戦術の一つ。
【府中牝馬S・好走要件】
A.東京G1・3着内実績
≪該当≫
プリモシーン
ラッキーライラック
B.1800m重賞1着(G2=2着内)
≪該当≫
カンタービレ
ラッキーライラック
C.牡馬重賞連対歴
≪該当≫
ディメンシオン
プリモシーン
ラッキーライラック
上記データは前走未連対の6歳以上は除きます。
生物学上哺乳類のメスは早熟度が高い反面、能力の減退も早い時期から始まります。
牝馬のピークは4歳で、5歳を超えると緩やかに能力がダウンしていく傾向があります。
一部例外的に晩成型の馬は6歳以降の能力を伸ばし続ける馬もいますが、その判断材料としては前走成績に着目するといいです。
馬券圏内を外していた6歳以上は特に府中牝馬Sでは鬼門となっていて、当レースが設立された92年以降、【0-0-1-40】。唯一の3着は、16年1番人気に支持されたスマートレイアーですが、1番人気で3着なので、好走したとは言えません。
府中牝馬Sを叩き台ではなく目標に仕上げて来る馬が多い事から、生半可な能力や格下馬では通用しません。
過去10年の3着内30頭中28頭が重賞3着内歴があった実力馬で、残り2頭のうち、10年3着スマートシルエットは3歳馬で芝は無敗での臨戦で、もう1頭の15年1着ノボリディアーナは前走牡馬混合OP特別を2着しての臨戦でした。
好走要件に合致していない馬を買う場合でも、重賞実績のある馬から買うべきレースといえます。
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