【小倉記念2018年】最終結論
【重要なお知らせ】
現在、人数超過により有料会員募集を中止しております。
募集再開は、8月下旬を予定しておりますので、ご了承ください。
06年以降の過去12年のデータを検証してみます。
小倉2000m・Aコース使用
【過去ラップ】
前3F:34.4秒
中5F:58.8秒
後3F:35.5秒
時計:1分58秒0
【1-3着馬・4角位置&上がり平均】
1着馬・10-6番手・34.9秒
2着馬・8-5番手・35.2秒
3着馬・8-6番手・35.3秒
後3F-前3F=+1.1(消耗戦)
連対馬上がり平均-レース上がり=▲0.5秒(先行有利)
スタートは4コーナーのポケット地点。最初の1コーナーまでの距離は約472mあり1~2コーナーは上り坂で2角が山の頂上にあたります。高低差は約3m。そこから下る形で3~4コーナーはスパイラルカーブとなっています。最後の直線は293mと短いこともあり、各馬仕掛けのポイントは必然的に山を下る2角過ぎとなり、超ロングスパートコースとなっています。
スタートから最初のコーナーまで距離はありますが、先行ポジションを取りに行く馬も多く、前半3Fは34秒台とマイル戦並のハイラップを刻む傾向となっています。
レース質としては、典型的な消耗戦となります。
スパート位置も早まる事で、相当なスタミナが要求されます。
ただ、同じ消耗戦とはいっても高速芝コースでの消耗戦となるため、好走するには時計の裏付けも必要となってきます。
前走、高速芝を経験した馬が有利な傾向があり、中でも高速芝&類似ラップバランスとなる新潟2000mで行われる新潟大賞典からのステップ馬は【1-3-1-2】「複勝率71%、複回収率525%」で異常値を示しています。
好走した5頭は、すべて4~15番人気までの穴馬であることは特筆すべき点で、好走要因は類似ラップと高速芝の経験値が活きていることにあります。
今年は該当馬がいませんが、今後も出走してくればピンポイントで狙い撃てます。
このように小倉記念は、特殊なコース形態で特殊な流れになるレースであり好走要件は比較的明確に抜粋することができます。
【小倉記念・好走要件】
A.小倉芝3勝以上
(単勝50倍以上・1年以上の休み明け除く)
B.芝2200m以上・3着内歴
(単勝万馬券除く)
C.距離短縮
(単勝万馬券・前走条件戦出走馬除く)
D.芝2000m・持ち時計ベスト2位内
(前年までの実績)
好走要件Aに関しては、特殊コースとなる小倉コース巧者が好走に直結するパターン。
今年の該当馬は1頭のみ。
・ストロングタイタン
好走要件Bは、芝2200以上での好走歴となります。スタミナが要求される消耗戦ラップにおける定番戦術でもあります。
今年の該当馬は6頭。
・キンショーユキヒメ
・マイネルサージュ
・マウントゴールド
・メドウラーク
・サトノクロニクル
・サンマルティン
好走要件Cは、前走からの距離短縮馬。これも消耗戦における定番戦術の一つであり、典型的な消耗戦ラップとなる小倉記念でもしっかり稼動。単勝回収率は、圧巻の496%となっており、穴要件といっても過言ではなく、この手の臨戦パターンは必ず抑えておきたいです。しかし、前走緩い流れとなる条件戦からの臨戦はレバレッジが利きにくいです。
今年の該当馬は1頭のみ。
・サトノクロニクル
好走要件Dは、高速芝コースとなる事で持ち時計の有無は、高速決着適性を示す指標となります。スピードの絶対値を証明しているデータでもあるので、前年までのデータ以外は信ぴょう性に欠けます。
今年の該当馬は2頭。
・ストロングタイタン
・トリオンフ
次に【鬼門データ】ですが、乗り慣れない地方、関東騎手騎乗馬の成績は、【0-1-2-8】で、関東の名手・横山典騎手でさえも1番人気を飛ばしています。
着外8頭の中には、単勝一桁人気馬も複数頭含まれており注意が必要で、3着以内3頭はすべて1~2番人気に支持された実力馬でした。
夏は牝馬の格言通り、毎年夏競馬は牝馬が大活躍する場となりますが、こと小倉記念に限っては実力が認められた牝馬しか好走していません。
おそらく、2角過ぎからの超ロングスパートがネックとなり、自慢の瞬発力を活かせる流れにならないからだろうと想像できます。
実力牝馬の指標としては、オッズ。
単勝オッズ10倍未満(一桁オッズ)の馬しか連対例がなく、単勝10倍以上では、【0-0-1-11】の成績。
【小倉記念・鬼門データ】
A.地方・関東騎手騎乗馬【0-1-2-8】
≪該当≫
ストーンウェア
メドウラーク
B.単勝10倍以上の牝馬【0-0-1-11】
≪該当≫
レイホーロマンス
キンショーユキヒメ
以上ですが、【好走要件】をクリアして、【鬼門データ】にも該当しなかった馬で危険な人気馬がいます。
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