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【京都金杯2019】考察

 
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今回は、京都金杯の事前検証をお伝えします。

・事前検証:

京都金杯は冬枯れした京都の1600m戦で開催されるマイル部門の登竜門レース。

ここで賞金加算して本番へというローテーションが組まれています。

京都金杯は、前年の余勢をかって出走できて、ここで結果を残せると、厳冬期は楽が出来るので余裕を持ったローテーションが組めます。毎年多数の出走登録があるのはそのためです。

登竜門レースであるが故に、G1出走へ向けて賞金不足の馬が集まりやすく、上がり馬の台頭が目立ちます。

ちなみに安田記念へ出走するための収得賞金のボーダーラインは5000万円。

安田記念へ向けての前哨戦となる京都金杯は、この収得賞金がキーを握っています。

過去10年で、収得賞金5000万未満の馬が上位3人気内に支持されると【3-3-1-5】という成績。(休明け・&牝馬除く)

3着内率は58%で複勝回収率も人気馬のみでありながら100%越え。

軸はこの辺りから選定すべきでしょう。

≪該当≫
・パクスアメリカーナ
・サラキア
・カツジ

また、登竜門レースらしく高齢馬にはビハインドがあります。

7歳以上で3着内好走した馬は6頭いますが過去10年で、【0-2-4-40】。

また、登竜門レースとなる事で、上がり馬なら勢いは必須。

前走格下のオープン特別以下から臨戦する場合は、最低でも掲示板は必須。

前走、オープン特別以下戦で掲示板外は過去10年で、【0-0-0-22】と完全【鬼門データ】に該当。

≪該当≫
・ストーミーシー
・バリス
・スマートオーディン
・ツーエムマイスター

【特筆データ】としては、岩田騎手。

京都金杯は【2-1-4-4】「3着内率64%、複勝回収率188%」。

3着内7頭中4頭は単勝5番人気以下でのもので京都金杯との相性の良さを見せつけています。

京都金杯は、スタートからゴールまで一貫した持続ラップコースで先行馬有利なレース質を持っているので、先行して持たせる腕力がある騎手なので、相性が良いのかもしれません。

今年は、アドマイヤアルバに騎乗。

過去の好走馬に騎乗していた騎手の多くが剛腕騎手である事から、京都金杯はある程度騎手の腕が要求されるレースである可能性が高いです。

最後に、【マイナスデータ】を1つ挙げておきます。

09年以降、10番より外は1~5番人気14頭を含んで【0-2-2-67】と2着が精一杯となっています。これは、前年11月にB~Dコースを使用して、京都金杯はAコースというのが09年以降のパターンで、これにより内側にグリーンベルトが出現するため露骨に内枠が有利になっているからです。

≪該当≫
・リライアブルエース
・トゥラヴェスーラ
・パクスアメリカーナ
・アサクサゲンキ
・ゴールドサーベラス
・マイスタイル
・ツーエムマイスター
・ロードクエスト

以上ですが、最後に、京都金杯の本命馬をお伝え致します。

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