AJCC見解
中山2200mはラスト6F(1200m)のロングスパート合戦となるのは、ラップが証明していている。
過去10年の平均を見ると、12.3-12.1-12.1-11.9-11.7-12.3のハロンラップで、ラスト1Fまで加速し続けるラップバランスを刻む。
ラスト1Fで12.3秒と減速しているのは急坂の影響。
したがって、AJCCで要求される【好走要件】は捲り力が要求される『小回りコース実績』と、長くいい脚を下支えする『スタミナ』が第一として考えらる。
また、AJCCが特殊なラップを刻むのはコース設定であると同時に、2200mという非基幹距離である事も要因の一つ。
基幹距離と非基幹距離の大きな違いは、瞬発力戦になるか、持久戦になるかの違いによるところが大きい。
AJCCも完全な持久戦というレース質を持っていて、1~3着馬の4角位置を見ても5番手以内の先行ポジションを取れていないと勝負になっていない。
つまり、先行力・捲り力と末脚の持続力さえあれば勝ち負けできる低レベルレースであるという事が見て取れる。
まとめると、AJCCの好走要件は小回り重賞実績、スタミナ、非基幹距離実績の3点となる。
【好走要件A】
小回り重賞4角10番手未満から3着内or2400m以上重賞4角5番手内から3着内
(過去1年内・単勝40倍以上除・※G1=5着内)
【好走要件B】
1800m以上3000m未満の非基幹距離実績
(過去1年内・準OPクラス以上3着内・単勝40倍台まで)
【好走要件A】は、小回りコース(持久戦)適性とスタミナ末脚を計る要件で、【好走要件B】は非基幹距離レース適性をみるための要件となる。3000m未満としたのは、長距離レースは上がりの勝負になる事が多くラップ適性がマッチしないため。逆に1800mより短いレースではスピード能力だけが要求され2200mの流れとは異質となるので1800m以上3000m未満とした。
【好走要件A】と【好走要件B】の2つをクリアしているのはオーソクレース1頭のみ。
データ的にはオーソクレースを本命にしたいところだが、前走からの大幅距離短縮がどうも気になる。
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