宝塚記念の展望その4
宝塚記念の枠順が決まりましたね!
今回も前回に続き宝塚記念の展望を述べてみたいと思います。
宝塚記念は上半期最終戦のG1なので、疲労がピークに達している馬も多いです。
調教や競馬新聞のコメントを鵜呑みにしても、目に見えない疲労はわかりません。
当然のことながら、走ってきた距離が長ければ長いほど疲労は蓄積されています。
以下は、過去10年の勝ち馬の「年明け後の合計走破距離」です。
17年1着3人気
サトノクラウン
4200M
16年1着8人気
マリアライト
5000M
15年1着6人気
ラブリーデイ(前走鳴尾記念1着)
12400M
14年1着1人気
ゴールドシップ
6200M
13年1着2人気
ゴールドシップ
6200M
12年1着1人気
オルフェーヴル
6200M
11年6番人気1着
アーネストリー
2000M
10年1着8番人気
ナカヤマフェスタ
2400M
09年
1着2番人気
ドリームジャーニー(前走天皇賞春3着)
9200M
08年
1着5番人気
エイシンデピュティ(前走金鯱賞1着)
7200M
以上ですが、勝ち馬10頭中7頭は「年明け後の合計走破距離」は6200M以下でした。
「年明け後の合計走破距離」が6300M以上で勝った3頭は、前哨戦1着か天皇賞春3着でした。
つまり、前哨戦を勝つかG1を3着以内に好走する勢いが疲れを吹き飛ばしていたと言えるでしょう。
同じことは、穴馬にも言えて、08年以降で、7人気以下で3着以内に好走した馬は7頭いますが、その7頭の「年明け後の合計走破距離」は以下の通りです。
16年1着8人気
マリアライト
5000M
15年2着10人気
デニムアンドルビー
6200M
15年3着11人気
ショウナンパンドラ
3600M
14年2着9人気
カレンミロティック
5800M
14年3着8人気
ヴィルシーナ
4600M
10年1着8番人気
ナカヤマフェスタ
2400M
08年3着11人気
インティライミ
4000M
以上ですが、7人気以下の穴馬7頭に共通していたのは、「年明け後の合計走破距離」が「6200M以下」だったということです。
逆にいうと「年明け後の合計走破距離」が「6300M以上」の馬では、穴を開ける資格がないと言えるでしょう。
今年の出走馬で、7人気以下が予想される馬で、「年明け後の合計走破距離」が「6200M以下」という条件をクリアしており、穴を開ける可能性が最も高いと考えている馬が1頭います。
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