フローラSの考察
オークストライアル最終便。
このレースは、中距離適性を持った馬が有利なレース。
正確には、陣営が中距離適性が高いと考えている馬を指します。
マイル以下しか適性がないと考えられている馬は、マイル以下の距離を中心に使われていて、1800m以上のレースに使わない事が多いです。
府中2000mの長芝で開催されるレースなので、スタミナ値は必須のコース。
流れも、Mペースで流れる傾向があり、スタミナ・瞬発力・底力が必須要素となっています。
過去10年で、キャリア1戦の馬が馬券に絡んでいないのも当然といえます。
キャリア2戦馬が勝利したことも1度しかなく、キャリア2戦以下で5人気以下は【0-0-0-20】と全滅しており、最低でもキャリア3戦以上は必須となっています。
揉まれた経験が活きてくるのがタフなレースとなるフローラSの本質ですが、上位4人気が馬券対象から外れた年は1度もないので、基本はこの人気の中から軸を選定したいレースです。
穴を空けるのは、近年の傾向としては、1800m以上連対歴のある馬で、騎手乗り替わりパターンが大勢を占めており、前走1800m以上のレースを使っていて、過去に500万条件の牡馬混合戦出走歴がありました。
過去10年で、単勝10番人気以下で激走した6頭中5頭が上記要件を満たしていました。
それでは、08年以降の過去10年のデータを精査してみます。
1.前走1800M未満且つ5番人気以下
前走1800M未満は【1-1-2-43】ですが、5番人気以下は【0-0-0-36】と全滅しています。
《該当》
サラキア
デュッセルドルフ
カーサデルシエロ
ディアジアソル
サラキア以外の3頭は5人気以下です。
2.5枠より外の馬
5枠より外の馬は【4-4-5-83】ですが、勝った4頭は1~3人気で、2着4頭も2~3人気で、4人気以下は【0-0-3-77】と3着が精一杯となっています。
《該当》
ハイヒール
オハナ
カーサデルシエロ
レッドベルローズ
ヴェロニカグレース
ディアジラソル
パイオニアバイオ
ノームコア
※オハナとレッドベルローズは3~4人気なのでボーダーライン上にいます。
3.前走5着以下
前走5着以下の馬は【0-3-4-60】で、2着までとなっています。
《該当》
オスカールビー
ノーブルカリナン
ファストライフ
以上のことからサトノワルキューレには重い印を打たないとならないでしょう。
以下は、「レース1分前」に公開した「最終的な印」と買い目になります。
【印と買い目】
◎4番サトノワルキューレ1着
○1番サラキア
▲10番オハナ
△12番レッドベルローズ
・モデル購入:(合計21点)
「馬連1頭流し:4-1,10,12の3点×7=21点」