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【安田記念2019】見解

 
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まず、初めに、お伝えしておきたいことがあります。

JRAの枠順を決めるのは、非公開枠抽選(機械でのランダム抽選)と2018年の有馬記念のような公開枠抽選の2つがあり、安田記念は、公開枠抽選です。

と言っても、一般の方に公開されるわけでなく、出走馬の関係者やマスコミ関係者の前で行われます。

実際に公開枠抽選を見た方ならば、わかるように不正が出来るかというと絶対に無理です。

そもそも一部のG1レースを公開枠抽選にしているのは、JRAが不正をしていないということをアピールする目的もあるわけで、不正などやるわけがありません。

アーモンドアイとダノンプレミアムが外枠に入ったのは、馬券の売り上げを伸ばすためのJRAの陰謀とかと言うわけではありません。

アーモンドアイとダノンプレミアムの関係者が、引き当てた枠が14番と15番だったということです。

では、本題に入ります。

東京1600m・Cコースを使用して行われる春のマイル王決定戦。2005年度以降はアジアマイルチャレンジ最終戦という側面も持っていました。しかし2012年以降は、この制度は休止して機能していません。

一時は、シリーズボーナス目当てに香港の一流マイラーが大挙参戦する事もありましたが、現在は制度廃止に伴い、目先の賞金目当てでの出走意図に変わっています。

制度が機能していた時は、チャンピオンズマイル3着内のG1馬を狙えば高確率で馬券が獲れていましたが、現在は別のアプローチが必要となっています。

レースラップに目を移すと、前後半のラップ差1.0秒の消耗戦となっています。

勝ち時計も1分31秒台前半の超高速時計が出現するタフな流れで、スピードの絶対値に加え、消耗戦となる事でスタミナを要するレース質を持っています。

その為、前走からの距離短縮ローテーションを組んだ馬の好走事例が多いです。

消耗戦において、距離延長より距離短縮の方が成績が良い理由は、延長の場合、前走時に今回より少ないスタミナ量を消費している場合が多く、今走、距離延長+消耗戦になることでストレスが掛かるレースで我慢が利きにくくなる事にあります。

反面、距離短縮の場合は、スタミナ負荷が掛かりにくくなる事で、ストレスが掛かる事なく好走出来ているものと思われます。

また、国際G1である安田記念を目標にしている馬は、積極的な海外遠征に行く事は必然ですし、レーティングを上げるには海外レースに出走させる事が手っ取り早い事もあります。

その為、安田記念を勝ちに来ている日本馬は、近2走内に海外遠征、それも香港マイルかドバイターフ(旧ドバイデューティフリー)を使って参戦して来る場合が多いです。

過去10年の【好走要件】は以下の通りです。

【安田記念・好走要件】
A.距離短縮(単勝15倍以上及び2200M以上除く)
B.近二走内に海外遠征している日本馬(マイル以上海外G1)
C.マイル以上G1連対馬(外国馬除く)
D.ステップR(京王杯SC及びマイラーズC)上がり2位内or4角5番手内で3着内
(※B~D=単勝40倍以上除く)

<該当馬>

【好走要件A】
アーモンドアイ

【好走要件B】
アエロリット
サングレーザー
モズアスコット
アーモンドアイ

【好走要件C】
ケイアイノーテック
アエロリット
サングレーザー
モズアスコット
ステルヴィオ
ロードクエスト
ペルシアンナイト
アーモンドアイ
ダノンプレミアム

【好走要件D】
グァンチャーレ
ダノンプレミアム
ロジクライ

次に「連対条件」ですが、過去10年の連対馬20頭で、前走3着以内だった馬が14頭ですが、4着以下だった6頭は、前走1人気の支持を受けていたかマイルG1で連対経験がありました。前走4着以下で、前走1人気の支持を受けていたかマイルG1で連対経験がない馬は、過去10年で1頭も連対していません。

<該当馬>
サングレーザー
インディチャンプ
スマートオーディン
エイトシャイデン

過去10年の年齢別成績を見ると、勝率・3着内率でみても母数5以上では、6歳世代の成績が抜けています。

本来、競争馬のピークは5歳までであるはずですが、このデータは異常値を示しています。

このデータだけを切り取ると理由が見えて来ませんが、馬体重データと重ね合わせて仮説立てると、理由が見えて来ます。

480キロ未満【0-1-3-44】「勝率0%、連対率2%、3着以内率8%」「複勝回収率44%」

480キロ以上【10-9-7-100】「勝率8%、連対率15%、3着以内率21%」「単勝回収率100%、複勝回収率92%」

結論から先にいうと、6歳世代は、速筋の衰えが始まりスピードは落ちる年齢に差し掛かっていますが、反面、遅筋量は最高潮に達している可能性が高いです。

2歳から入厩して6歳までトレセンでトレーニングを積んで来ているのが6歳世代であり、より多くのトレーニングを積めば、それだけ筋肉量が増す=馬体重増加は当然。

実際にサラブレッドの年齢毎の馬体重推移の平均値を調査すると、年齢を重ねるごとに体重は増加傾向を示すグラフを示す事となります。

つまり年齢と馬体重は正比例関係にある事が分かります。

安田記念というレースは、時計も速いですが、反面消耗戦ラップを刻むG1レースであり、スピードよりむしろ体力(遅筋量)が問われるレースであると言い換える事もできます。

前走からの距離短縮馬の激走例が多いのは、それだけスタミナが問われるレースであるという事でもあり、6歳世代の好走率が高いのも、遅筋量の観点から、このレース質にマッチしているからであると考えられます。

「2強対決」と言われていますが、500キロ前後の馬体重のダノンプレミアムに対して、アーモンドアイは480キロを切る可能性が高いです。

但し、アーモンドアイは前走からの距離短縮のアドバンテージがあります。

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