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【きさらぎ賞2019】考察

 
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ここ最近、体調不良などで、ブログの更新が滞っていましたが、きさらぎ賞の考察をしてみます。

04年以降の過去15年のデータを精査しました。

クラシック候補生の賞金加算目的レースとしての位置付け。

関西の実力馬が出走してくる事が多く、メンバーレベルも高くなる傾向があります。

一つの指標としてきさらぎ賞を5着内好走する事が、その後のクラシックを占う上で重要なモノサシとなります。

過去15年間のきさらぎ賞5着内75頭中で、その後のG1で3着内好走を果たした馬は18頭。

実力馬が実力通りに走るレースでありますが、一方でクラシックへ向けて、何が何でも賞金加算させたい陣営の大駆けがあるのも事実です。

実力馬は、本番を先に見据えての出走となる反面、クラシックを勝つことよりも稼げる内に稼いでおきたい早熟馬は目先の賞金加算が目的となります。

そこに穴出現の鍵穴が生まれます。

陣営も勝てる見込みのない馬を出走させたくないので、それなりの勝算が計算できる馬をビッシリ仕上げて出走させる傾向があります。

勝算の指標としては、1800m適性と京都適性の2点。

1800mは非基幹距離に属す持久戦傾向があるレースですが、この時期の若駒は非基幹距離適性よりも1800mという距離に耐え得る耐性の方を重視すべきです。

2~3歳馬は距離適性も判然としていない為、短距離志向の馬もステイヤー志向の馬も1800mというレースを使う傾向があり、短距離志向の馬がレースを引っ張るとレースの流れも速くなります。

マイル以下の距離ならスピードで押し切ることもありますが、1F延びる1800mでは心肺機能の低い馬では最後まで我慢が利かず最後に垂れるシーンが散見されます。

きさらぎ賞は先にも述べた通り、ハイレベルメンバーが集うレースでもあるので、その傾向は顕著に表れます。

実際にきさらぎ賞は、ラスト5F過ぎからの加速力が求められ、ラスト1Fのレースの上がりも11.9秒と最後までスピードの持続力が要求されます。

2200m以上のレースでは、はなから中距離馬が集う事でペースは落ち着き易く、スローの瞬発戦となる事でスタミナより、折り合い力やラスト3Fのみの切れが要求される事からきさらぎ賞とは異質なラップ傾向を刻み、結果が本番に直結し難いです。

その為、重要な好走要件として1800m適性が挙げられます。

具体的には以下に記すとして、それ以外の【好走要件】としては京都適性。

坂の上り下りがある特殊コースで、時計の速い芝である事から高いスピード能力が要求されます。

【きさらぎ賞・好走要件】
A.1800m・3着内率60%以上
(キャリア1戦・前走OP特別以下1.0秒上or二桁惨敗除く)
≪該当≫
ヴァンドギャルド
ダノンチェイサー
アガラス
メイショウテンゲン

B.京都芝3着内率100%
(キャリア1戦・前走OP特別以下1.0秒上or二桁惨敗馬除く)
≪該当≫
エングレーバー
メイショウテンゲン

上記2つの好走要件に該当することなく好走できた例外馬は以下の7頭。

18年サトノフェイバー・1着
16年ダンビュライト・3着
14年エイシンエルヴィン・3着
12年ヒストリカル・2着
08年ヤマニンキングリー・3着
05年アドマイヤフジ・3着
04年ハーツクライ・3着

上記7頭中ダンビュライト・エイシンエルヴィンとアドマイヤフジを除く3頭は、【特筆データ】該当馬でした。

クラシックの登竜門レースであるが故に以下の要素も重要な項目です。

・掲示板外2回以上。

・前走OP特別以下を1.0秒以上、もしくは重賞二桁着順惨敗歴。

底割れした馬に登竜門レースの好走資格はありません。

また、前述したように実力馬が実力通りに走るレースであり、前走評価が低かった馬はたとえ前走がG1でも好走確率は高くありません。

【特筆データ】としては以下の2点です。

A.京都1800m~2000m連対馬。
B.ダンシングブレーヴ系種牡馬産駒。

京都1800m連対歴があるのは、同コースで行われるレースである事から自然の理だと思いますが、2000mは内回りコースで前傾ラップになる事から、京都の同コース好走馬もきさらぎ賞に直結し易いです。

京都1800mよりも更にロングスパートが要求されるので、高いスタミナ・スピード能力がなければ好走不能。

好走要件非該当馬で3着内好走した7頭中3頭(ヒストリカル・ヤマニンキングリー・ハーツクライ)は上記【特筆データ】Aに該当。

父ダンシングブレーヴ系種牡馬の産駒も【1-3-0-0】連対率100%という抜群の成績を残しています。

該当産駒は過去15年で4頭のみですが、全て逃げ馬という共通点を持っていました。

1番人気に支持されていた馬はバンドワゴンだけで、残る3頭は、3番人気・8番人気・5番人気での激走でした。

スピードの持続力と高いスタミナレベルを持つダンシグブレーヴ産駒はきさらぎ賞のラップにベストマッチします。

自分でレースを作れる逃げ脚質が好走を後押ししている模様。

【きさらぎ賞・特筆データ】
A.京都1800m~2000m連対歴
(単勝50倍以上除く)
≪該当≫
エングレーバー
メイショウテンゲン

B.ダンシングブレーヴ系種牡馬
≪該当≫
なし

【きさらぎ賞・鬼門データ】
A.掲示板外2回以上
【0-0-2-31】
《該当》
コパノマーティン

B.前走OP特別以下1.0秒以上or重賞二桁着順惨敗歴
【0-0-1-19】
《該当》
コパノマーティン

以上ですが、最後に、きさらぎ賞で重い印を打つ馬をお伝え致します。

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