競馬は確率論のギャンブル
皆さんは、1~3人気の馬が少なくても1頭、3着以内に入る確率を知っていますか?
それは、93%です。
では、1~3人気の馬が少なくても2頭以上、3着以内に入る確率を知っていますか?
それは、55%です。
では、1~3人気の馬で、1~3着を独占する確率を知っていますか?
それは、7%です。
1~3人気の馬が、1頭も3着以内に入らない確率は、7%です。
上記をまとめると以下のようになります。
パターンA:1~3人気の馬1頭+4人気以下の馬2頭で決まる確率は、38%
パターンB:1~3人気の馬2頭+4人気以下の馬1頭で決まる確率は、48%
パターンC:1~3人気の馬で決まる確率は、7%
パターンD:4人気以下の馬で決まる確率は、7%
では、先週の3重賞の結果をみています。
福島牝馬S→パターンA
1着7人気キンショユキヒメ
2着1人気カワキタエンカ
3着4人気デンコウアンジュ
マイラーズC→パターンB
1着4人気サングレーザー
2着2人気モズアスコット
3着3人気エアスピネル
フローラS→パターンA
1着1人気サトノワルキューレ
2着13人気パイオニアバイオ
3着5人気ノームコア
以上ですが、3連系の馬券の86%が、パターンAかパターンBになります。
つまり、3連系で勝負するならば、パターンAかパターンBの的中を狙うための買い方にするのが、ベストです。
結論を言ってしまうと、パターンAかパターンBは、少なくても1頭は1~3人気の馬が絡んでいるので、◎は必ず1~3人気の馬から選択しなければならないということです。
先週の例でいうのならば、福島牝馬SのキンショユキヒメやフローラSのパイオニアバイオはヒモで買う馬であって、本命で買う馬ではありません。
もし、4人気以下の穴馬から買うのであれば、93%をカバーできる1~3人気を必ず入れなければなりません。
パターンCは、トリガミ濃厚、パターンDは、大波乱ですが、全体の割合に占めるパーセンテージは、わずかに14%に過ぎません。
よって、この2パターンの的中を狙う買い方は、確率論のギャンブルである競馬には適していません。
3連系で勝負している方は、自身の買い方をよく考え直した方がいいでしょう。
今週は、巻き返せるように全力を尽くすのみです。